◆オーロラエックス(14日・竹村)

　新馬戦を快勝したオーロラエックス(牝3歳、栗東・杉山晴)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。テンから意欲的に運びながら、しまいまで力強い脚取り。特にゴール前はグンと加速して1F11秒3をマークと、かなりの鋭さを見せていた。初戦が着差以上に強い内容で、高いポテンシャルを秘めているのは間違いない。昇級戦になる次走も大いに注目だ。

◆スマートワイス(14日・堀尾)

　2戦目の未勝利を勝った良血スマートワイス(牡3歳、栗東・大久保)が来週の毎日杯(23日・阪神、芝1800m)へ挑戦。「まだかなり子どもっぽくて、前走でも余裕がありすぎて真面目に走っていない感じ。重賞の速いペースで一生懸命走るようになるのでは。これからの馬ですけど、どこまでやれるか楽しみです」と師。鞍上は引き続き武豊。

◆ファーヴェント(14日・浜口)

　きさらぎ賞は6着に敗れたファーヴェント(牡3歳、栗東・藤原)がこの日、栗東CWで5F67秒3-11秒2を馬なりで記録。相変わらず動き自体はシャープで、折り合いを含めた道中のリズムも非常に良かった。次走に予定している毎日杯(23日、阪神・芝1800m)での巻き返しを期待したい。

◆テーオードラッカー(14日・吉田)

　ここまで3・2・3・2着といつ勝ってもおかしくないテーオードラッカー(牡3歳、栗東・高柳大)だが、連闘で挑んだ前走後はひと息入れて、今日が復帰後の初追い切り。栗東坂路で4F53秒9-12秒3(馬なり)だったが、久々を全く感じさせない機敏な脚取りで好気配。すぐに態勢は整いそうで、今の未勝利なら出たとこ勝ちだ。

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提供：デイリースポーツ