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【スプリングS】シックスペンス デビューから3連勝 皐月賞へ無敗進撃

スポニチ
  • 2024年03月18日(月) 05時29分
 「第73回スプリングS」が17日、中山競馬場で行われ、1番人気シックスペンスが快勝。デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇となった。2着アレグロブリランテ、3着ルカランフィーストまでが皐月賞(4月14日、中山)の優先出走権を獲得した。

 シックスペンスの独走ゴール。後続に影すら踏ませない圧勝劇。デビューから無傷の3連勝で初タイトルを獲得した。勝利に導いたルメールは意外にも今年のJRA重賞初V。昨年、重賞18勝を決めた名手は「カメラの前は久しぶりだね。とてもうれしい」と少し照れた表情。混沌(こんとん)とする牡馬クラシック戦線の主役候補になり得るパフォーマンスだった。

 好スタートを決めたペンス。ハナに立てそうにも見えたが名手は焦らなかった。前を主張する馬を行かせ“絶好”の3番手で折り合った。「向正面でペースが遅くなると思った。前に馬を行かせて、いい位置につけられた」と鞍上。抜群の手応えのまま迎えた直線は、メンバー最速となる上がり3F33秒3の剛脚を披露。離れた内で抵抗するアレグロブリランテを一瞬で3馬身半突き放した。

 レース前にあった1800メートルへの不安も一蹴。新馬戦→ひいらぎ賞とトリッキーな中山マイルで連勝してきたが、今後のさらなる距離延長すら楽しみになる勝ちっぷりだった。国枝師は「調教からコントロールも利く馬だし、一戦一戦、体も成長してるので2000メートル以上でも心配ない」と笑みを浮かべた。

 名牝アパパネアーモンドアイと2頭の3冠馬を送り出し牝馬のイメージが強い同師。トレーナーは「スタートも良く、今日はいいところで運べた。理想の競馬ができました」と愛馬の走りを称賛した。待望の牡馬クラシック制覇までの猶予は引退までの残り2シーズンとなった。それだけに、ペンスは待望の存在となる。

 指揮官は「まずはオーナーと相談してから」と出走への明言は避けたが、皐月賞でも人気を背負いそうなパフォーマンス。数々の名馬にまたがってきたルメールも「能力が高いね。いい3歳馬だよ」とその素質を認める。いまだに敗北を知らないペンス。勢いそのまま、連勝街道を突っ走る。

 シックスペンス 父キズナ 母フィンレイズラッキーチャーム(母の父トワーリングキャンディ)21年4月17日生まれ 牡3歳 美浦・国枝厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績3戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金7287万3000円 馬名の由来は英国の旧硬貨名。幸運をもたらすお守り。母名より連想。

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