ドバイ国際競走(30日、メイダン)出走予定馬が20日、栗東で国内最終追いを行った。
ドバイターフ組は
有馬記念の覇者
ドウデュース(牡5=友道)が前川助手を背に坂路4F53秒0〜1F12秒0とスムーズに加速。友道師は「今朝は馬なり。先週、追い切って前向きさが出た」とうなずいた。
中山記念Vを
ステップにする
マテンロウスカイ(セン5=松永幹)は坂路4F54秒6〜1F12秒0。松永幹師は「いい動き。力をつけているので、どこまでやれるか楽しみ」と笑顔を見せた。
有馬記念4着から
ドバイシーマクラシック参戦の
ジャスティンパレス(牡5=杉山晴)は坂路4F56秒5〜1F13秒3。杉山晴師は「
バランスが良く、力みもない」と納得の表情を浮かべた。19日に追い切った
リバティアイランド(牝4=中内田)、栗東で検疫中の
イグナイター(牡6=園田・新子雅)などを合わせ、10頭は21日に関西空港から出国する。
《現役屈指の切れ味
ダノンベルーガ》
ドバイターフで昨年2着の雪辱を期す
ダノンベルーガ(牡5=堀)はWコース単走で5F67秒3〜1F11秒2。夏の猛暑の影響を引きずった昨秋は結果が出なかったが、現役屈指の切れ味は健在だ。堀師は「今回の
トピックスはブリンカー着用で、昨秋は体調の問題だけでなく、ズルさが出て能力を引き出せなかった印象もある。調教では効果があるし、精神面では昨年の経験も生きてきそう」と現況を伝えた。
スポニチ