中山10Rの春興ステークス(4歳以上3勝クラス・芝1600m)は2番人気サイルーン(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。1馬身差の2着に1番人気コントラポスト、さらにクビ差の3着に5番人気ラケマーダが入った。

　サイルーンは美浦・堀宣行厩舎の5歳セン馬で、父ディープインパクト、母ハウオリ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は14戦4勝。

レース後のコメント
1着　サイルーン(岩田望来騎手)
「スタート良く、良い位置で運べました。2着馬を気にしながら、終いを生かす競馬をしました。良い勝ち方でしたし、上へ行っても楽しみです」

2着　コントラポスト(田辺裕信騎手)
「勝ち馬は強いですね。前回と違って雰囲気も良く、レースでも良いリズムで運べました。この馬も動いていますが、脚色が一緒になってしまいました」

3着　ラケマーダ(横山和生騎手)
「前半、逃げ馬をパスするのにごちゃついて、リズムを崩しましたが、それでもあわやという場面がありました。湿っていると良くありませんが、乾いた力のいる馬場は得意です。ハンデも手ごろでした」

4着　ヴィアルークス(北村宏司騎手)
「初めての騎乗なので比較できませんが、活気があって雰囲気は良かったです。長く脚を使うタイプではないので、ある程度位置を取りに行きました。見た目には行きたがっているように見えたかもしれませんが、我慢していました。速い時計の中、よく頑張っています」

ラジオNIKKEI