24日の
高松宮記念を制した
マッドクール(牡5=池添)はレースから一夜明けた25日、栗東トレセンの自厩舎で静養した。
同レースの後に引退式を行った
メイケイエールと一緒に、午後8時ごろに栗東へ戻ってきた。激戦を勝ち抜いたばかりなのに、表情は至って穏やか。担当の名倉助手は「最後は詰め寄られましたけど、冷静に見ていられました。オンオフの使い方が上手。カイバも問題なく食べています」と笑顔を見せた。
昨年12月の香港遠征(
香港スプリント8着)以来の実戦で体が18キロ増え、自己最高馬体重の540キロでV。「
スプリンターズS(昨年2着)の時よりパワーアップして、迫力もだいぶ出てきました」と成長を実感。今後は未定だが、香港の
チェアマンズスプリントプライズ(4月28日、シャティン芝1200メートル)の招待が届いている。
スポニチ