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球春到来! 競走馬を所有するプロ野球関係者は?

  • 2024年03月29日(金) 08時00分
 いよいよ29日にプロ野球が開幕する。先にシーズンが始まった米・大リーグとともに球春到来となった。球界と競馬界のつながりというと、実は球界に競馬ファンは多く、馬主になった著名関係者も少なくない。先週土曜の阪神8Rでは千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督が所有するリジン(牡5、栗東・宮本博厩舎)が、浦和からの転入初戦でJRA初勝利。オーナーに3年8カ月ぶりとなるJRA4勝目をプレゼントしている。

 現役監督にはもう1人、馬主がいる。横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督だ。冠名は「リーゼント」で、かつて所有していたリーゼントロックは6勝を挙げてオープンまで出世し、引退後は京都競馬場で誘導馬。現在はリーゼントミニーなど、JRAで3頭を走らせている。また、「大魔神」のニックネームで知られる球界OBの佐々木主浩氏は、ヴィルシーナシュヴァルグランヴィブロスと3頭のGI勝ち馬を含む、6頭の重賞勝ち馬のオーナーとなった。

 古くは北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、タノシンジョイという馬を所有していた。船橋の岡林光浩厩舎に所属。デビュー戦で勝利を収めるなど短中距離戦を中心に出走し、40戦4勝の成績を残した。

 現役選手では福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が昨年のセレクションセールで3頭の1歳馬を購入。ゴッドヴァレー渡辺薫彦厩舎セイフウサツキ松永幹夫厩舎の所属となることが決まっている。

 吉井監督や三浦監督、佐々木氏や柳田選手は球界を、そして愛馬は競馬界を盛り上げてくれるはず。プロ野球ファンならシーズンの行方はもちろん、所有馬の走りにも要チェックといきたい。

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