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大阪杯・G1」(31日、阪神)
香港Cで8着に敗れた
ローシャムパークが27日、意欲的に攻めて状態の良さをアピールした。美浦坂路で4F62秒4-30秒0-14秒8を記録後にWへ移動。コースでも
ターコイズフリンジ(3歳1勝クラス)と併せて6F80秒6-36秒2-11秒2をマークし、手応え優勢で半馬身先着した。
今年初戦に向けてパワーアップした。田中博師は「フィジカルが成長したと感じています。体力はある馬だけど、さらにベースが上がったと実感しており、強い調教を課しても耐えられるだけの馬になってきました」と感触を伝える。追い切り内容に関しても「以前は(体が)伸びがちの走りで、そこをテーマに調整しているけど、タメの利いた走りができました」と力を発揮できる状態に仕上がった。
香港Cに続き、2度目のG1挑戦。師は「大きな舞台で勝ち負けできる馬だと思っているし、前回の反省を生かして何とか挽回できるように調整しています」と力を込める。充実期を迎えた5歳馬が、G1奪取に向けて、まい進する。
<調教診断>前回の香港遠征は美浦へ帰厩時にカイバ食いが悪くなり、難しい調整を強いられた。今回はその不安はなく、順調に来ている。中間は意欲的に追われ、最終追い切りでは美浦坂路で15-15を行った上で、Wへ移動してから併せ馬で6F80秒6の好時計をマーク。動きの良さは目立っており、充実している。
提供:デイリースポーツ