◆UAEダービー・G2(3月30日、メイダン競馬場・ダート1900メートル)

　【ドバイ(UAE)＝水納愛美】3歳馬11頭で争われた一戦は、坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤング(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が勝利。デビュー戦から無傷5連勝となった。日本馬の勝利は2016年ラニ、2022年クラウンプライド、2023年デルマソトガケに続く4勝目。これで3連覇となった。勝ち時計は1分57秒89。

　ほかの日本勢では横山典弘騎手騎乗のバロンドール(牡、栗東・松永幹夫厩舎、父ニューイヤーズデイ)が6着、川田将雅騎手騎乗のジョージテソーロ(牡、美浦・嘉藤貴行厩舎、父ベストウォーリア)が10着に敗れている。

　これまでは2016年ラニ、2022年クラウンプライド、2023年デルマソトガケが勝っており、今回は3連覇が懸かる一戦だった。

　横山典弘騎手(バロンドール＝6着)「馬はよく頑張ってくれました」

　松永幹夫調教師(バロンドール＝6着)「スタートも上手に出てくれて、道中も手応えは良かったのですが、3〜4コーナーで外を回された形になりましたが、よく伸びてくれました。この馬にとっていい経験になればいいですね」

　嘉藤貴之調教師(ジョージテソーロ＝10着)「ローテーションもタイトでしたし、距離も長かったです。初めて海外遠征させてくれたジョージテソーロには感謝しています」

スポーツ報知