11番人気の5歳牝馬ルージュエヴァイユが首＋鼻差の3着。しかも突き抜けそうな勢いだった。

　引き揚げてきた菅原明は開口一番「めっちゃ悔しい」と声を上げる。7枠13番が一つの課題だったが巧みに内に潜り込み、直線は先行2頭に内から襲いかかる。「うまく内に入れて、思った通りのレース。しまいもしっかり伸びてくれた。あと少し。あと少しだっただけに、もの凄く悔しい」と肩を落とした。

　黒岩師は「馬場のインが良かったのでジョッキーと作戦を立ててロスなく脚をためようと。作戦通り、うまく乗ってくれたが」と、こちらも無念そう。今後に関しては「馬の回復具合を見て相談します」と話すにとどめた。　

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