スマートフォン版へ

【兵庫女王盃レース後コメント】ライオットガール岩田望来騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2024年04月04日(木) 18時57分
 4月4日(木)、園田競馬場(曇・重)で行われた新設のダートグレード競走、第1回兵庫女王盃(JpnIII、ダート1870m、出走12頭)は、きょうはスタートから手綱を押して先手を奪ったJRAライオットガールがそのまま逃げ切り、重賞3勝目を挙げた。2周目の3コーナーでライオットガールに並びかけたJRAアーテルアストレアが2馬身差の2着、3馬身差の3着がJRAサーマルソアリング。4着が大井のキャリックアリードで地方馬最先着、5着がJRAヴィブラフォン、地元・兵庫のスマイルミーシャは6着だった。

 勝ったライオットガール父シニスターミニスター母マリアビスティー(母の父ハーツクライ)の4歳牝馬。JRA栗東・中村直也調教師の管理馬。通算成績は14戦6勝。鞍上はJRA岩田望来騎手で、兵庫では初めての重賞制覇となった。

レース後のコメント

1着ライオットガール(岩田望来騎手)
「(園田での勝利は)嬉しく思います。地元のジョッキーに聞いても逃げて内を通るのが有利だということでしたので、出していって、先手が取れそうだったので、逃げる選択をしました。(行こうと思えば)行ける馬なのですが、いつも同じレースにテリオスベルという強い馬がいたので、番手からの競馬になっていました。

 きょうは作戦通りでした。道中はリズム良く行けましたし、3コーナーからペースを上げていきました。ペースを上げた時にアーテルアストレアが来たのですが、スムーズに移行できたので、直線はこの雰囲気なら大丈夫だと思いました。

 父の地元でもある園田で勝てて本当に嬉しく思います。ライオットガールはまだまだ強くなると思いますので、応援よろしくお願いします」

(中村直也調教師)
「乗りやすさが強みですので、スタートから出していって、馬場的にも前に行った方がいいと考えました。馬が最後まで頑張ってくれました。外を回る形は嫌だったので、逃げるか、その番手かという話は騎手としていました。折り合いがつくので、道中は最後まで頑張れるかなと思いながら見ていました。

(馬体重のマイナス10キロは)輸送していつも減るのですが、前走は思ったより減りませんでした。今回は、しっかり調教して、自分が走れる体重で持ってくることができました。長距離輸送ではなかったので、太めが残らないように調整をしてきました。

 馬が順調であればエンプレス杯が一番目標にしやすいレースかとは思います。それは馬の状態次第です。(2100mの距離について)折り合いがつくので問題ありません。今日はこのメンバーでしっかり勝ち切ってくれたので、この先も頑張ってもらいたいです」

2着アーテルアストレア(菱田裕二騎手)
「勝ち馬がいい展開で走っていましたし、コースを考えて捕まえにいきましたが、3、4コーナーでスピードを維持するのが難しく、そこの難しさが出ました」

3着サーマルソアリング(西村淳也騎手)
「本質は広いコースの方がいいです。そこでのびのびと走らせてあげたいです。今日は勝ち馬が強かったです」

4着キャリックアリード(御神本訓史騎手)
「3コーナーで外からプレッシャーを受けて、進路が無くなりました。(JRAから大井に)移籍して二戦目ですが、落ち着いていましたし、いい感じでした。不利が痛かったです。この馬はもっと走ると思います」

5着ヴィブラフォン(横山武史騎手)
「少しスタートで躓いてハナに行き切れませんでした。ペースが遅くなって、自分の競馬ができませんでした」

8着アキュートガール(鴨宮祥行騎手)
「力が違いました。ですが、馬は最後まで頑張って走ってくれました」

(取材:檜川彰人)

ラジオNIKKEI

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す