6日、船橋競馬場で行われた報知グランプリC(4歳上、南関東G3・ダート1800m、1着賞金1200万円)は、的場文男騎手騎乗の7番人気ブルーローレンス(牡7、川崎・足立勝久厩舎)が、好位の内4、5番手追走から直線に入り追い出すと、2番人気プライドキムをクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分51秒3(不良)。さらにクビ差の3位入線に1番人気アートルマンが入ったが、進路妨害により2位入線のプライドキムが3着に降着。アートルマンが2着となった。

　勝ったブルーローレンスは、父シャンハイ、母モガミヒカリ(その父ノノアルコ)という血統。03年11月に川崎でデビューし、初戦から5連勝で04年クラウンC(南関東G3)を制覇。その後も05年に東京シティ盃(南関東G3)、テレビ埼玉杯(南関東G3)を制したほか、05年さきたま杯(交流GIII)2着など交流重賞でも好走を見せている。06年の暮れに笠松に移籍したが、昨年から現厩舎に復帰。前々走の総の国オープン(船橋・ダート1600m)で約1年5か月ぶりの勝利を挙げ、前走のテレビ埼玉杯(南関東G3)はナイキアディライトの2着に入っていた。通算成績33戦15勝(重賞4勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。