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史上初の地方復帰目指す小牧太騎手 一時は引退考えたが「兵庫で第3のジョッキー人生を送りたい」

スポーツ報知
  • 2024年04月12日(金) 06時30分
 JRA通算910勝を挙げている小牧太騎手(56)=栗東・フリー=が11日、園田競馬場で騎乗後取材に応じ、古巣である兵庫県競馬に復帰したい意向を明らかにした。実現すれば地方からJRAへ移籍し、再び地方に復帰するのは史上初となる。

 ここ数年乗り鞍が激減したこともあり一時は引退も考えたが、60歳まで騎手を続けたいという思いが今回の決断に至った。「残された時間が少ない中、JRAでは騎乗馬が集まらない。兵庫だと騎乗させてくれる方がたくさんいるし、張り合いもある。体力的にも大丈夫」と現役への強いこだわりを示した。

 JRAに移籍する際に地方競馬の騎手免許は返上しており、今回は過去の実績は考慮されず新規騎手として通常の試験を経て地方騎手の免許を再取得する必要がある。合格した場合はJRAの騎手免許を返上しなければならないが、不合格の場合に備え免許を持ったまま受験することにした。すでに願書は提出しており、「過去リーディングを取ったからといって簡単に受かることはない。今勉強しているが、猛勉強しないと」と気を引き締めた。合格すれば交付は8月1日で早ければ同日から騎乗を開始できる。

 兵庫県調教師会及び兵庫県騎手会ともに小牧の復帰には肯定的で兵庫県で再騎乗することへの障害はないと見られる。「騎手という仕事が好きだということがやっと分かった。ここ兵庫で第3のジョッキー人生を送りたい」と思いをはせた。

 ◆小牧 太(こまき・ふとし)1967年9月7日、鹿児島県出身。56歳。1985年に兵庫の曽和直栄厩舎から騎手デビュー。兵庫リーディング10回、94年と96年には全国リーディングとなり、04年にJRA移籍。地方通算3439勝、JRA910勝。重賞は地方52勝。JRAは08年桜花賞(レジネッタ)、09年朝日杯FS(ローズキングダム)のG12勝を含む34勝。弟は兵庫の毅調教師。長男の加矢太はJRA騎手。160センチ、52キロ。血液型O。

スポーツ報知

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