今週の日曜日は、阪神競馬場で
アンタレスS(GIII・ダ1800m)が行われます。
過去10年で[3-3-1-6]ともっとも活躍している
名古屋大賞典組が不在なのが今年の最大の注目ポイントでしょう。そこで台頭の可能性が高まるのが、近3年で[1-2-1-2]と好走確率の高い
名古屋城S組。また、JpnIIの
ダイオライト記念組が[1-2-1-6]、
東海S組が[1-0-2-5]の結果を残しており注意が必要です。
一方、出走数が多い
マーチS組は[0-2-3-49]で複勝率9.3%に止まっていました。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の
アンタレスSでは、【残った馬】の
プロミストウォリアと
ヴァンヤールがワンツー決着! また先週の
桜花賞でも、【残った馬】の
ステレンボッシュと
アスコリピチェーノが連対を果たしています。
今週も、ケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走GIII以下のダート1700m以下戦出走
[0-0-0-14]複勝率0%
該当馬:
スレイマン(過去の主な該当馬:21年グリム5人気12着)
距離短縮馬が過去10年で7勝2着5回の好成績を残している。一方、距離延長馬は苦戦傾向だ。とくにGIII以下のダート1700m以下戦からの臨戦馬は、軽視が正解だろう。
※データは過去10年間を対象にしている。
上位人気が予想される
スレイマンが消去データに該当しました。
近3走は1700m戦で安定した成績を残しています。なかでも前走のオープン特別の
門司Sでは0.7秒差の圧勝です。また、2000mの
仁川Sでの3着に加え、同舞台戦では
フェブラリーS優勝馬
ペプチドナイルの2着の経験もあり、距離延長自体には不安はないといえるでしょう。ただしそれでも、1700m戦で[2-1-1-0]に対して1800m戦では[1-1-0-3]。延長馬劣勢の過去傾向と併せて考えると、評価を割り引く手はありそうです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。