今週の土曜日は、福島競馬場で
福島牝馬ステークス(GIII・芝1800m)が行われます。
13年以降に福島競馬場で開催された
福島牝馬Sでは、5歳以上の馬が8勝2着6回3着9回と良績を残しています。単勝回収率123%、複勝回収率163%と優秀な数値を残しています。
一方で4歳馬に関しては2勝2着4回3着1回。単勝回収率22%、複勝回収率31%と低調な成績となっています。この事から
福島牝馬Sはフレッシュさよりも数多くのレース経験が活きてくる一戦と言えそうです。
福島は小回りで紛れが生じやすいコースとなっています。レース展開も様々でどんな流れにも対応できる事が好走の条件であると考えられます。5歳以上の馬は年齢を重ねているだけにキャリアも豊富で多彩な経験を持っていると言えます。そのような馬はどんな展開でも自身の力を出し切れるため、このような傾向となっているのではないでしょうか。
今年の
福島牝馬Sでも豊富な経験を持つ5歳以上の馬に注目すると、思いもしない高配当を掴み取る事が出来るかもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の
福島牝馬Sでは【残った馬】の
ステラリアが8番人気で優勝。同じく【残った馬】の
ビッグリボンが2着に入り馬連50.6倍、馬単では106.5倍の高配当決着となっています。さらに先週の
アンタレスSでは【注目の穴馬】の
ミッキーヌチバナが優勝。
アーリントンCでも【注目の穴馬】の
チャンネルトンネルが3着と好走しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
キャリア8戦以下で前走6番人気以下
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:
シンリョクカ、
トーセンローリエ※特に言及のない限り、データは13年以降に福島競馬場で開催された10レースを対象にしています。
上位人気が予想される
シンリョクカが該当しました。
先述したように
福島牝馬Sは豊富な経験が重要な一戦です。逆に言えばキャリアの浅い馬はレース経験も少ないために結果を残せていないと言えるのではないでしょうか。
実際、データ対象レースではキャリア8戦以下の馬は1勝2着1回と良績を残せていません。馬券に絡んだ2頭は前走で5番人気以内の支持を集めていたという共通点がありました。
シンリョクカはキャリア8戦で前走は6番人気となっていますので、過去の傾向を踏まえると人気でも信頼はしづらい印象です。前走から斤量が増えますし、福島と同じローカル競馬場でのレース経験もありませんので不安が残ります。
阪神JFで2着に好走するなど能力は確かです。しかし、
福島牝馬Sは実績や能力よりも多彩なレース経験が最大の武器となりますので、経験の浅い
シンリョクカが人気に応えられないというケースも想定し予想は組み立てたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。