4歳馬の若さか、ベテランの経験か。世代抗争の趣がある
天皇賞・春で、V
チューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=が、出走する全馬について「ズバッと全頭評価」で臨戦、調教、血統から多角的に
ジャッジ。上位人気馬にも隙ありの見立てだ。
1枠1番
サリエラ ドイツSライン牝系と新装後の京都芝は好相性。コーナー下手も外回りがはまれば。
1枠2番
ヒンドゥタイムズ 攻めの軽快さにセン馬のキープ力を見いだせるが、そもそもこの相手では荷が重そう。
2枠3番
プリュムドール 少々の不利を覚悟でインさばいた前走が4着。2、3着馬との差は詰める余地あり。
2枠4番
ワープスピード ドレフォンの芝12F以上で馬券圏内はこの馬のみ。鬼っ子らしい耐久力で相手なり。
3枠5番
ブローザホーン 延長の前走は道中緩んだところで行きたがった。前に壁が必須で運び方は難しそう。
3枠6番
ディープボンド 以前より行き脚が鈍り、ズブくなった。すがるなら京都外回りと長丁場の適性だが。
4枠7番
タスティエーラ 攻め良化した前走が案外。今回も動きは申し分ないが。阪神よりは京都がいいはず。
4枠8番
ゴールドプリンセス 父も母も牧場・馬主が同じハウス配合。在来牝系同士の配合で活路開くなら消耗戦。
5枠9番
シルヴァーソニック 前走は久々もあるが道悪がこたえた。仕掛けて味が出るので鞍上とは手が合いそう。
5枠10番
サヴォーナ キズナ×母短距離は
ディープボンド的。ただ先達の4歳時ほど勢いがないのも事実。
6枠11番
マテンロウレオ 前走はキャリア初の逃げ。このメンバーを見越していたなら予行演習で及第の内容。
6枠12番
ドゥレッツァ 菊花賞馬ながら馬体や走りから長丁場がベストとは…。調教も絶好調とは思わない。
7枠13番
スカーフェイス 22年
大阪杯0秒5差6着を評価しても、現状はOP特別まで。距離も京都も微妙で。
7枠14番
テーオーロイヤル 春盾はいよいよポストディープに突入。正統派のステイヤーが復権するなら最右翼。
7枠15番
メイショウブレゲ ただ1頭、淀三千以上で2連対だが、戦績的にはハンデ戦巧者。坂の下りはうまい。
8枠16番
チャックネイト 準OP、重賞は馬場が渋っての勝利。前走も押して押してひと伸びで消耗戦が向く。
8枠17番
スマートファントム 距離が持ちそうで持たないのが
ハービンジャー。近親
ジャガーメイルも延長に懸念。
8枠18番ハピ 初芝で前が詰まって9着。以前からの印象を言えば砂の
ディープボンドではあるが。
G1
天皇賞・春(28日、京都)に出走予定だった
ヒンドゥタイムズ(セン8=斎藤崇)が左前肢ハ行のため出走取消となった。26日に
JRAが発表。
天皇賞・春は17頭立てでレースが行われる。
スポニチ