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【天皇賞・春】ブローザホーン 切れ味鋭く2着 吉岡師「どこかでタイトル獲れるのでは」

スポニチ
  • 2024年04月29日(月) 05時24分
 着実に階段を上っている。昨年5月に京都でオープン入りしたブローザホーンが1年後、G1で初の連対。後方待機から直線で末脚を解放。ひと追いごとに差を詰め、粘るディープボンドをかわして2着に入った。

 菅原明は「課題の折り合いは問題なかったです。後ろでリラックスした分、しまいは切れました。もう少し位置は取りたかった。2列くらい後ろになりましたね」と冷静に振り返った。

 3月に中野栄治厩舎が定年解散、吉岡厩舎へ転厩してきた。関西に来て3、2着。G1で上がり最速の脚を使えた。吉岡師は「スタートから進んで行く感じがなくて位置を取れませんでしたね。最後はしっかり伸びたけど一頭、強い馬がいました。どこかでタイトルを獲れるのでは、と思えるレースだったと思います」と前を向いた。

 磨きのかかった切れ味を武器に、再び大舞台へトライする。

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