◆マテンロウコマンド(1日・竹村)

　マテンロウコマンド(牡2歳、栗東・長谷川、父ドレフォン、母ダイアナヘイロー)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。序盤はゆっくりと入ってラストを伸ばす内容だったが、年長馬に最後まで食らいつく前向きさを見せており、これから徐々にピッチを上げてくるだろう。母は短距離重賞を3勝した快速馬。父にドレフォンを迎えてどんな成長を遂げるのか楽しみだ。

◆トーセンリバーブ(1日・石渡)

　12年フェアリーSを勝ったトーセンベニザクラを母に持つトーセンリバーブ(牝2歳、美浦・菊沢、父マクマホン)が入厩。本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。まだ全体的な緩さは残っているが、力感十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆アドマイヤマイア(1日・石堂)

　アドマイヤマイア(牝2歳、美浦・宮田、父エピファネイア、母アドマイヤシーマ)が美浦坂路をやや速めのキャンターで登坂。スムーズな脚取りで、身のこなしにもモタつくところは見られなかった。既に時計となる追い切りを3本消化。遅咲きの傾向が強い血統背景ではあるが、これだけ早い段階から調整が進められている点は順調な証拠。これからの動向にも注目しておきたい。

◆エイシンパンタレイ(1日・浜口)

　エイシンパンタレイ(牡2歳、栗東・中尾、父ビッグアーサー、母エイシンムー)はこの日の栗東坂路で4F55秒6-13秒3を記録。僚馬モズバンディット(4歳1勝クラス)に劣勢ではあったが、力強いアクションで初めての併せ馬としては上々と言える内容だった。ビッグアーサー産駒らしく骨格のしっかりとしたタイプでいかにも短距離向き。芝、ダートを問わずに活躍できそうだ。

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提供：デイリースポーツ