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【NHKマイルC】福永調教師G1初参戦のチャンネルトンネル6着「平常心で走ってくれればという思い」

スポーツ報知
  • 2024年05月05日(日) 17時47分
◆第29回NHKマイルC・G1(5月5日、東京・芝1600メートル、良)

 3歳馬によるマイル王者決定戦は18頭で争われ、川田将雅騎手が騎乗した単勝2番人気のジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)が勝利。前走の皐月賞3着から巻き返し、朝日杯FS以来となるG1通算2勝目を挙げた。抜群のスタートから先団の外目を追走。直線はスムーズに伸びて後続の追い上げをしのいだ。川田騎手は2022年にダノンスコーピオンで制しており、今回が2勝目。

 2着に1番人気のアスコリピチェーノ(クリストフ・ルメール騎手)、3着は10番人気のロジリオン(戸崎圭太騎手)が入った。勝ち時計は1分32秒4。今年3月に開業した福永祐一調教師のG1初参戦となったチャンネルトンネル(岩田望来騎手)は6着だった。

 岩田望来騎手(チャンネルトンネル=6着)「きついローテーションでしたが、テンションもそれほど爆発することなくレースを迎えられました。良い内容で走れたし、ぎりぎりの状態のなかでよくここまで走ってくれました。また、秋にパワーアップした姿をみせられればと思います」

 福永祐一調教師(チャンネルトンネル=6着)「こちらが思っていた通りの体で出せたんですが、やはりパドックでのイレ込みが今回も改善できなかった。前回と同じくらいのテンションでしたが、あそこをやはり落ち着かせていけるかが課題なのかなと思う。気が高ぶっているなかでも上手に走ってくれましたし、最後も良く詰めてくれました。まだ、完成途上で理想的なフォームとは言えないなかでも力を出してくれました。今日に関しては、すごく強いメンバーでしたが、期待通りに走ってくれました。少し休ませてまた条件クラスからにはなりますが、少しずつ力をつけて、またこういった大きなレースに出走させることができる馬につくりあげていきたいです。(調教師としてのG1は)あんまり変わらなかった。G1だからというよりは、他のレースと同様にゲート内で暴れないかなとかそういったところが心配ではありました。G1だからと心境の変化もありませんでした。馬が平常心で走ってくれればとそういう思いでいました」

スポーツ報知

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