名牝
ノームコアの初仔となる
シルバーレイン(牡2、美浦・
萩原清厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
シルバーレインは父
エピファネイア、
母ノームコア、母の父
ハービンジャーの血統。母は19年の
ヴィクトリアマイル、20年の
香港Cなど、重賞を5勝した名牝。とくに
ヴィクトリアマイルで出した1分30秒5は今なお東京・芝1600mのレコードとなっている。
さらに叔母の
クロノジェネシスは19年の
秋華賞、20年と21年の
宝塚記念、20年の
有馬記念とGIを4勝している。遡れば4代母は
ラスティックベルなので、
フサイチリシャールや
フサイチエアデール、
ライラプスや
ビザンチンドリームと同じ一族だ。
ここまで入念に乗り込まれ、坂路最終追いでは4F53秒9、1F12秒5と上々の時計をマークしている。鞍上には母で19年の富士Sを制した
ルメール騎手を確保。今後に向けて、きっちりと仕留めたい一戦となる。