キズナ産駒で名牝系出身の
カルテシウス(牡2、栗東・
福永祐一厩舎)が、日曜函館5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。
カルテシウスは父
キズナ、母ワイ、母の
父Galileoの血統。4代母のミエスク(
Miesque)はG1を10勝した20世紀を代表する名牝。祖母のランプルス
ティルツキン(
Rumplestiltskin)は愛仏で2歳G1を2勝。叔母の
タペストリー(
Tapestry)は14年に英G1のヨークシャー
オークスを制している。近親には
キングマンボ(
Kingmambo)や
イーストオブ
ザムーン(
East of the Moon)、
リアルスティールや
ラヴズオンリーユーなど、超大物がズラリと並ぶ。
ここまで約1カ月をかけて乗り込まれ、先週の坂路では4F52秒1-1F12秒6と上々の時計をマークしている。福永厩舎にとっては4月28日の新潟8R・4歳上1勝クラスの
マンデヴィラ以来となる6勝目、そして初の新馬勝ちがかかる一戦。良血が初戦から能力全開となることを期待したい。