15日、中京競馬場で行われた
ファルコンS(3歳、GIII・芝1200m)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
ダノンゴーゴー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中後方追走から、直線で外に持ち出されると鋭く追い込み、抜け出しを図る2番人気
マルブツイースターを1.1/4馬身差交わして快勝した。勝ちタイムは1分09秒0(良)。さらにクビ差の3着には6番人気
ルルパンブルーが入った。
勝った
ダノンゴーゴーは、
父Aldebaran、母は亜1000ギニー(亜G1)を勝った
Potrinner(
その父Potrillazo)という血統の米国産馬。半姉に05年
サンズポイントS(米G3)に勝ち、05年アメリカン
オークス(米G1)で
シーザリオの2着に入った
メロールアインダ
Melhor Ainda(
父Pulpit)、従姉に
ディアデラノビア(
フローラS-GII、
京都牝馬S-GIII、
愛知杯-GIII)がいる。昨年4月のキーンランド2歳トレーニングセールにて40万ドル(約4800万円)で落札されている。
昨年11月3日の新馬戦(京都・芝1200m)を1番人気に応え快勝。その後は全て1番人気に推されるも3着、2着、3着と惜敗が続いていたが、前走の500万下(京都・芝1200m)で差し切り勝ちを収め、2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の
武豊騎手はこの日が39歳のバースデー。
JRA重賞は
フェブラリーS(GI、
ヴァーミリアン)に続く今年2勝目で、通算253勝目となった。また、管理する橋口弘次郎調教師は昨年の
ファンタジーS(GIII、
オディール)以来の
JRA重賞制覇で、通算では66勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。