22日、福山競馬場で行われたキングC(3歳、ダート1600m、1着賞金68万円)は、周藤直樹騎手騎乗の3番人気
ウィナーズディア(牡3、福山・小嶺英喜厩舎)が、道中後方で脚を溜め、3角過ぎから進出を開始。直線では一気に抜け出すと、好位から伸びた1番人気
テンテンマルスに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒9(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気
マイスターエフが入った。なお、
マルチグランドボスは馬体故障のため競走除外となっている。
勝った
ウィナーズディアは、
父トゥナンテ、
母ウィナーズキャロル(
その父ディアブロ)という血統。07年7月にデビューし、2戦目で初勝利をマーク。その後も安定した走りを見せており、今回2度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。通算成績14戦4勝(重賞1勝)。
なお、
トゥナンテ産駒はこの勝利が中央・地方を通じた重賞初制覇となった。