10日、京都競馬場で行われた第56回
京都新聞杯(3歳、GII・芝2200m)は、
岩田康誠騎手騎乗の2番人気
メイショウクオリア(牡3、栗東・西橋豊治厩舎)が、中団追走から直線に向いて脚を伸ばし、9番人気
ロードアリエスにアタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分18秒4(稍重)。さらにアタマ差の3着には逃げた6番人気
マイネルローゼンが入り、1番人気の
ブラストダッシュは好位追走も5着に終わっている。
勝った
メイショウクオリアは、
父マンハッタンカフェ、
母アンノウンウォーターズ(
その父Rahy)という血統。昨年12月のデビュー戦(阪神・ダート1800m)を制すと、続くラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)も3着に好走。今年に入って、
きさらぎ賞(GIII)10着、続く3歳500万下(阪神・ダート1800m)も4着に敗れたが、前走の
ムーニーバレーRC賞(500万下、京都・芝2400m)で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は先週の
天皇賞・春(GI、
アドマイヤジュピタ)に続く今年の
JRA重賞6勝目で、通算17勝目。管理する西橋豊治調教師は
プリモディーネで制した99年
桜花賞(GI)以来約9年ぶりの
JRA重賞制覇で、通算では3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。