現地時間14日、米・
チャーチルダウンズ競馬場で行われた
スティーヴンフォスターH(3歳上、米G1・ダート9f、10頭立て)は、R.アルバラード騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.4倍)
カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が、道中は中団の内を追走。直線入り口で先頭に替わると後続との差を広げ、
アインシュタイン Einsteinに4.1/4馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分49秒68(良)。さらにハナ差の3着にバルコラ Barcolaが入った。
勝った
カーリンは、
父Smart Strike、
母Sherriff's Deputy(
その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年は
プリークネスS(米G1)、
ジョッキークラブゴールドC(米G1)、
BCクラシック(米G1)を制覇し、米
年度代表馬に輝いた。今年は初戦となった
ジャガートロフィー(ナドアルシバ・ダート2000m)を楽勝すると、前走のドバイワールドC(首G1)も7.3/4馬身差で圧勝。IFHA(国際競馬統括機関連盟)による『トップ50ワールド
リーディングホース』の首位に立っている。通算成績12戦9勝(重賞7勝)。