15日、
金沢競馬場で行われた第51回百万石賞(3歳上、ダート2300m、1着賞金400万円)は、桑野等騎手騎乗の3番人気
マツノショウマ(牡4、金沢・小原典夫厩舎)が、2番手追走から早めに先頭に立つと、内から進出した7番人気
シャインカイザーとの叩き合いをアタマ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分34秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気
ケージーダンシングが入った。単勝1.3倍の1番人気に推された
ビッグドンは6着に敗れている。
勝った
マツノショウマは、
父アドマイヤボス、
母シルキーハート(
その父ビワハヤヒデ)。伯父に
リンドシェーバー(朝日杯3歳S-GI)、従兄に
マクロプロトン(スパーキング
サマーC-南関東G3)、近親に
アドマイヤコマンド(
青葉賞-GII)がいる血統。
06年7月にデビューし、4戦目(金沢・ダート1300m)で初勝利。同年のヤングチャンピオン(金沢)で重賞初制覇を果たすと、翌年の
ゴールドジュニア(笠松)で重賞2勝目。その後は重賞戦線で好走を見せるも勝ちきれず、前走のルビー特別(A2、金沢・ダート1700m)で約9か月ぶりの勝利を挙げていた。通算成績26戦7勝(うち
JRA1戦0勝、重賞3勝)。