現地時間19日、英・アスコット競馬場で行われたゴールドC(4歳上、英G1・芝20f、10頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気イェーツ
Yeats(牡7、愛・A.オブライエン厩舎)が、ジョーディランド Geordielandに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは4分21秒14(良)。さらに4.1/2馬身差の3着にコースタルパス
Coastal Pathが入った。
勝ったイェーツは、
父Sadler's Wells、
母Lyndonville(
その父Top Ville)という血統の愛国産馬。半兄に98年
エプソムC(GIII)を制し、96年
NHKマイルC(GI)2着の
ツクバシンフォニー(
父デインヒル)、04年
ロイヤルホイップS(愛G2)を勝ったSolskjaer(
父デインヒル)がいる。
これまでに05年コロネーションC(英G1)、06年、07年ゴールドC、07年愛セントレジャー(愛G1)とG1を4勝しており、06、07年度には欧州最優秀ステイヤーを受賞。今回の勝利でゴールドC・3連覇を達成した。通算成績19戦12勝(重賞8勝)。
また、ムルタ騎手とオブライエン調教師のコンビは、17日のクイーンアンS(ハラダサン
Haradasun)、セント
ジェイムズパレスS(ヘンリーザナヴィゲーター
Henrythenavigator)、18日の
プリンスオブウェールズS(デュークオブ
マーマレード Duke of Marmalade)も制しており、3日連続でのG1制覇となった。