3日、新潟競馬場で行われた6R・メイクデビュー新潟(2歳新馬、芝1800m)は、先手を取った
中舘英二騎手騎乗の6番人気
メジロポッター(牡2、美浦・
奥平雅士厩舎)が、直線に向いてもリードを保ち、追い上げた7番人気
シーダーに1.1/4馬身差をつけて優勝。この勝利が新種牡馬
メジロベイリー産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分48秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着には10番人気
リーチマイドリーム。1番人気
キングロマネスクは2番手追走から伸びず10着に敗れた。
勝った
メジロポッターは、
父メジロベイリー、
母メジロフランシス(
その父カーネギー)。祖母が
AJCC(GII)など重賞4勝の
メジロモントレーという血統。
同馬の
父メジロベイリーは、
父サンデーサイレンス、
母レールデュタン(
その父マルゼンスキー)。半兄に98年
天皇賞・春(GI)を制した
メジロブライト(
父メジロライアン)がいる血統。00年9月のデビューから4戦目で初勝利を挙げると、続く朝日杯3歳S(GI)では10番人気ながら快勝。同年の
最優秀3歳牡馬に選出された。その後約1年の休養から復帰したものの勝ち星は挙げられず、通算成績7戦2勝(重賞1勝)で引退。現在は青森県の諏訪牧場で繋養されており、初年度は55頭に種付けして33頭が血統登録されている。