18日、京都競馬場で行われた第43回デイリー杯2歳S(2歳、GII・芝1600m)は、北村友一騎手騎乗の3番人気シェーンヴァルト(牡2、栗東・岡田稲男厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、逃げ粘る1番人気ホッコータキオンをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分33秒3(良)の2歳コースレコード。さらに3/4馬身差の3着には8番人気キングスレガリアが入った。

　勝ったシェーンヴァルトは、父ジャングルポケット、母はJRA2勝のシェーンクライト(その父エリシオ)という血統。7月13日のデビュー戦(函館・芝1800m)は2着。2戦目となった前走、9月6日の未勝利戦(札幌・芝1800m)で初勝利を挙げてここに臨んでいた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。

　鞍上の北村友一騎手(06年デビュー)、管理する岡田稲男調教師(03年開業)ともにJRA重賞初制覇。

　なお、これまでのレコードは96年10月26日にアサカホマレが記録した1分33秒4(良)で、今回これを0.1秒更新した。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。