14日、中山競馬場で行われた第1回
カペラS(3歳上、GIII・ダート1200m)は、
横山典弘騎手騎乗の4番人気
ビクトリーテツニー(牡4、栗東・
森秀行厩舎)が、後方追走から直線で大外を伸び、7番人気
スリーアベニューに1.3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分08秒7(重)の日本レコード。さらに3/4馬身差の3着に8番人気
フジノウェーブが入り、1番人気
ダイワエンパイアは12着に敗れた。
勝った
ビクトリーテツニーは、
父Gone West、
母Radu Cool(
その父Carnivalay)という血統の米国産馬。3歳時にはUAEダービー(首G2)に出走し5着。前走の
渡月橋S(1600万下、京都・ダート1400m)を勝ってオープン入りを果たしていた。通算成績21戦6勝(うち海外2戦0勝、地方1戦0勝、重賞1勝)。
鞍上の
横山典弘騎手は、
ステイヤーズS(GII、
エアジパング)に続く
JRA重賞制覇で今年11勝目、通算105勝目。管理する
森秀行調教師は、
皐月賞(GI、
キャプテントゥーレ)以来の
JRA重賞制覇で今年2勝目、通算39勝目となった。
なお、従来のレコードは98年に
スーパーナカヤマが記録した1分09秒1(不良)。今回これを0.4秒更新。コースレコードと日本レコードの同時更新となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。