12日、
高知競馬場で行われた第23回全日本新人王争覇戦(ダート1400m)は、黒澤愛斗騎手(21、北海道・
恵多谷豊厩舎)騎乗の6番人気
ケイエスブーケ(牝4、高知・
雑賀正光厩舎)が、後方待機から直線で豪快に追い込み、
國分祐仁騎手(浦和)騎乗の5番人気
ファレラートを1.1/2馬身差交わして快勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。さらにクビ差の3着には持原大志騎手(愛知)騎乗の1番人気
ジニアビスティーが入った。
黒澤愛斗(くろさわ まなと)騎手は87年3月25日生まれ、茨城県出身。身長135cm、体重37kgは中央・地方の騎手を含め現役最小で、昨年4月29日にデビューし、同年5月29日に初勝利を挙げている。このレース終了時点での通算成績は207戦8勝。なお、ホッカイドウ競馬所属の騎手による新人王争覇戦優勝は05年
伊藤千尋騎手以来で、通算6人目となった。
【黒澤愛斗騎手のコメント】
「気持ちよかったですね。これからもっと勝ち星を挙げていくので、応援よろしくお願いします」