21日、中山競馬場で行われた第23回
フラワーC(3歳牝、GIII・芝1800m)は、
村田一誠騎手騎乗の11番人気
ヴィーヴァヴォドカ(牝3、美浦・
勢司和浩厩舎)が、先手を取ると直線に向いてもしぶとく粘り、圧倒的1番人気(単勝1.5倍)
ディアジーナの追い上げをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分49秒3(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気
マジックシアターが入った。
勝った
ヴィーヴァヴォドカは、
父ダンスインザダーク、母が
JRA4勝の
トウカイステラ(
その父トウカイテイオー)という血統。06年セレクトセール当歳にて1200万円(税抜)で落札されている。昨年8月の新潟でのデビューから2戦目で初勝利。それ以来約5か月ぶりの出走となった前走の
黄梅賞(500万下)は13着に敗れていた。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
村田一誠騎手は
アドマイヤジュピタで制した07年
アルゼンチン共和国杯(GII)以来の
JRA重賞制覇で通算4勝目。管理する
勢司和浩調教師は
スマイルトゥモローで制した02年
オークス(GI)以来の
JRA重賞制覇で通算では3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。