28日、阪神競馬場で行われた第56回
毎日杯(3歳、GIII・芝1800m)は、
小牧太騎手騎乗の1番人気
アイアンルック(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、中団追走から直線に向いて鋭く伸び、12番人気
ゴールデンチケットをゴール前で1/2馬身差交わして快勝した。勝ちタイムは1分48秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着には出遅れから直線で追い込んだ2番人気
アプレザンレーヴが入った。
勝った
アイアンルックは、
父アドマイヤボス、
母ルカダンス(
その父ヘクタープロテクター)という血統。半兄に07年
イノセントC(旭川)を勝った
エックスダンス(牡4、美浦・
武藤善則厩舎、
父アドマイヤベガ)がいる。先月15日のデビュー戦(小倉・芝1200m)を7馬身差で圧勝。2戦目となった前走の
アーリントンC(GIII)では1番人気に推されるもスタートで出遅れて4着に敗れており、今回が重賞初制覇となった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
小牧太騎手は
ダブルウェッジで制した
アーリントンC(GIII)に続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算16勝目。管理する橋口弘次郎調教師は
リーチザクラウンで制した
きさらぎ賞(GIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算では73勝目。また、
アドマイヤボス産駒はこれが
JRA重賞初制覇となった。