現地時間18日、英・アスコット競馬場で行われたゴールドC(4歳上、英G1・芝20f、9頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気イェーツ
Yeats(牡8、愛・A.オブライエン厩舎)が、パトカイ Patkaiに3.1/2馬身差をつけて優勝。レース史上初となる4連覇を飾った。勝ちタイムは4分20秒73(良)。さらに15馬身差の3着にはジョーディランド Geordielandが入った。
勝ったイェーツは、
父Sadler's Wells、
母Lyndonville(
その父Top Ville)という血統の愛国産馬。半兄に98年
エプソムC(GIII)を制し、96年
NHKマイルC(GI)2着の
ツクバシンフォニー(
父デインヒル)がいる。
06年〜08年ゴールドCのほか、05年コロネーションC(英G1)、07年愛セントレジャー(愛G1)、08年
ロイヤルオーク賞(仏G1)を制すなど欧州の長距離戦線で活躍を続けており、06年から3年連続で欧州最優秀ステイヤーを受賞。今回の勝利でGI・7勝目となった。通算成績24戦15勝(重賞11勝)。