21日、阪神競馬場で行われた第14回
マーメイドS(3歳上牝、GIII・芝2000m)は、
和田竜二騎手騎乗の9番人気
コスモプラチナ(牝6、栗東・
宮徹厩舎)が、先手を取ると直線に向いてもリードを保ち、4番人気
ニシノブルームーンに1.3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分00秒2(良)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気
リトルアマポーラが入り、1番人気
ベッラレイアは4着に敗れた。
勝った
コスモプラチナは、
父ステイゴールド、
母グレースマリヤ(
その父グルームダンサー)。半姉に06年
北九州記念(GIII)を制した
コスモフォーチュン(
父マイネルラヴ)がいる血統。04年HBAサマーセールにて350万円(税抜)で落札されている。
05年6月にデビューし、9戦目で初勝利。その後は芝の中距離戦で勝ち星を重ね、昨年の
天の川S(1600万下、新潟・芝2000m)を勝ってオープン入りした。これまで重賞では07年朝日
チャレンジC(GIII)の5着が最高。前走の
愛知杯(GIII、16着)以来、約6か月ぶりの出走だった。通算成績39戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の
和田竜二騎手は
マルブツイースターで制した07年
小倉2歳S(GIII)以来の
JRA重賞制覇で通算25勝目。管理する
宮徹調教師は
コスモフォーチュンで制した06年
北九州記念以来の
JRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。