4日、大井競馬場で行われた第42回ハイセイコー記念(2歳、南関東G2・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、的場文男騎手騎乗の4番人気ショウリュウ(牡2、大井・市村誠厩舎)が、スタートから先手を取ると、直線に向いてリードを広げ、3番人気ドラゴンキラリに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分42秒9(稍重)。デビューから4戦無敗の1番人気マグニフィカは好位から伸びきれず、さらに2.1/2馬身差の3着に敗れた。

　勝ったショウリュウは、父バゴ、母は99年全日本サラブレッドC(交流GIII・笠松)を勝ったマジックリボン(その父マークオブディスティンクション)という血統。8月14日のデビュー戦(大井・ダート1000m)を10馬身差で圧勝。続く'09ゴールドジュニアー(準重賞)ではマグニフィカの2着に入っており、前走のはつかり特別も2着だった。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。

　なお、新種牡馬バゴにとってはこれが産駒による重賞初制覇。また、管理する市村誠調教師は重賞初出走初勝利となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。