「第60回
東京新聞杯・GIII」(芝1600m)は30日、東京11Rに16頭で争われ、好位を追走した2番人気の
レッドスパーダが、直線で逃げた5番人気の
マイネルファルケ(4着)をかわして抜け出すと、追いすがる
トライアンフマーチに1馬身半差をつけ完勝。1分32秒1のタイムで重賞初Vを飾った。3着は
エーシンフォワード。
2番手でぴったりと折り合った鞍上の好騎乗にも導かれ、
レッドスパーダが直線で悠々と抜け出した。1分32秒1の走破時計はレコードに0.1秒差の好記録だ。
横山典は
京成杯(
エイシンフラッシュ)-
AJCC(
ネヴァブション)に続く騎乗機会重賞3連勝。「攻め馬のようないい動きを、レースで見せたのは初めてかもしれない。素晴らしい走りだった」と内容を絶賛した。
これで今回と同じ舞台の
安田記念(6月6日・東京)の有力候補に。ただ、陣営の視野は柔軟で広い。「賞金的に出られれば」と藤沢和師は
フェブラリーS(2月21日・東京)への参戦プランを表明。香港遠征や、秋は2000mの
天皇賞・秋(10月31日・東京)出走も選択肢として挙げた。
提供:デイリースポーツ