宝塚記念に出走を予定していた
レッドディザイアが23日、鼻出血のため、同レースを回避することになった。
朝一番の栗東坂路で4F52.3-38.2-12.6秒を記録したが、直後に鼻出血が確認された。栗東トレセン内の診療所からの報告を受け、松永幹師は「追い切りはいい動きだったけど、軽度の鼻出血を確認しました。肺からの出血と思われます。大事を取って(
宝塚記念は)見合わせることにしました」と説明。外傷性鼻出血ではなく、一定の出走制限措置が課される運動誘発性肺出血のため、出走断念となった。
昨年は
秋華賞を制し、今年はUAEで海外G2を制覇。前走の
ヴィクトリアマイルでは4着に敗れたが、巻き返しが期待されたいた。「残念。じっくりと休ませて、秋に向かえればと思います。また頑張ります」と沈痛な表情。今後は放牧(放牧先は未定)に出て、秋に備えることになる。
提供:デイリースポーツ