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武豊&スマートファルコンが7馬身差で圧勝/交流GI・JBCクラシック

  • 2010年11月03日(水) 15時35分
 3日、船橋競馬場で行われた第10回JBCクラシック(3歳上、交流GI・ダート1800m、1着賞金1億円)は、武豊騎手騎乗の4番人気スマートファルコンが、スタート直後から先頭に立ち単騎で逃げると、直線では他馬との差を大きく広げ、1番人気フリオーソに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には7番人気アドマイヤスバルが入った。

 勝ったスマートファルコンは今年のさきたま杯(交流GIII)に続く重賞通算11勝目。交流GIは初制覇となった。また、鞍上の武豊騎手は07〜09年にヴァーミリアンでこのレースを制しており、今回の勝利でJBCクラシック4連覇を達成した(通算では5勝)。さらに、今回の勝利で武豊騎手はダートグレードレース通算100勝も達成している。

武豊騎手のコメント】
「非常にうれしいですね。乗り方の指示があったわけではないですが、状態がとても良くなってました。1コーナーの入りもいい感じで、終始いい走りだと感じましたよ。マイペースで後ろを気にせず、あとはある程度粘ってくれるだろうと思ってました。スマートファルコンはとても能力があるし、賢い馬です。気性面でややうるさいとこもありますが。ヴァーミリアンで3連覇していますが、また違った馬で、4連覇を達成できてよかったです」

【小崎調教師のコメント】
「やりました! ありがとうございます。まずは馬にお礼が言いたいです。作戦がバッチリはまりましたね。目標もここだと決まっていたので、調教メニューも余裕を持って組めました。今日負けたら仕方ないと思ってましたよ。前に行くと逆に引っかからないので、自分の形に持ち込めて、全てが上手くいきました。GIを勝たせてもらいましたし、今後もGIを使っていきたいです。まずは馬の状態を見てからですね」

【勝ち馬プロフィール】
スマートファルコン(牡5)
父:ゴールドアリュール
母:ケイシュウハーブ
母父:ミシシッピアン
半兄:ワールドクリーク(東京大賞典-交流GI)
厩舎:栗東・小崎憲
通算成績:25戦15勝(うち地方17戦11勝、重賞11勝)
主な勝ち鞍:09年ブリーダーズゴールドC(交流GII)、08年彩の国浦和記念(交流GII)など

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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