11日、小倉競馬場で行われた第46回
中日新聞杯(3歳上、GIII・芝2000m)は、
M.デムーロ騎手騎乗の1番人気
トゥザグローリーが道中は中団の最内を追走。向正面から馬群の間隙を突いて徐々にポジションをあげると、4コーナーでは好位2番手まで進出。直線で先行馬の外に進路を取ると一気に抜け出し、懸命に逃げ粘った6番人気
コスモファントムに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒7(良)。さらに3馬身差の3着には4番人気
ゲシュタルトが入った。
トゥザグローリーは今回の勝利で重賞初優勝。また、鞍上の
M.デムーロ騎手、管理する池江泰郎調教師ともに今年の
JRA重賞4勝目となった。
なお、優勝した
トゥザグローリー、2着
コスモファントム、3着
ゲシュタルトと同競走に出走していた3歳馬3頭が上位3着までを占める結果となった。
ジャパンC(GI)を
ローズキングダム、先週の
ステイヤーズS(GII)を
コスモヘレノス、
鳴尾記念(GIII)を
ルーラーシップが制すなど3歳馬の好走が目立っている。
【勝ち馬プロフィール】
◆
トゥザグローリー(牡3)
父:
キングカメハメハ母:
トゥザヴィクトリー母父:
サンデーサイレンス厩舎:栗東・池江泰郎
通算成績:9戦4勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:10年
カシオペアSなど