【栗東】
　毎日杯14着のデスペラードは、兵庫チャンピオンシップ(5月4日・園田)を視野に。「走りを見てもダートの方がいいですね。選ばれなければ、端午S(5月1日・京都)に」と安達師。同厩舎で3月27日の阪神500万下を勝利したサウンドボルケーノは、端午SからユニコーンS(6月5日・東京)が予定される。

　スプリングS5着のエイシンオスマンはニュージーランドT(9日・阪神)へ。「折り合いはついていたし、最後までしぶとかった。やはり走るね」と松永昌師。同レースには3月20日の阪神500万下を勝ったエーシンジャッカルも岩田で参戦予定。

　桜花賞出走には、抽選突破(7分の2)が条件になるドナウブルー。前走のフィリーズレビュー4着後は短期放牧に出され、3月29日に帰厩した。レーヴディソールが戦線を離脱したことにより、福永とのコンビを再結成して桜の栄冠を狙う。「帰ってきてから間がないが、まあまあの状態。除外ならニュージーランドT(9日・阪神)へ」と石坂師は話した。

【美浦】
　ニュージーランドTで復帰する朝日杯FS2着馬リアルインパクトが、美浦Wで1週前追い。5F68.5-37.6-12.7秒をマークし、サイオン(5歳1600万下)に先着した。「目標は先だけど、きょうの動きなら格好はつけられそう」と橋本助手。無傷の3連勝を目指した弥生賞で11着に敗れたターゲットマシンは、次週にもゲート試験を受ける予定。「練習をしているが、それほど重大な事態ではない」と宗像師。ダービートライアルに出走を予定している。

提供：デイリースポーツ