3日、阪神競馬場で行われた鳴尾記念(3歳上、GIII・芝1800m)は、M.デムーロ騎手騎乗の4番人気レッドデイヴィスが、後方追走から直線鋭く脚を伸ばし、6番人気ショウナンマイティの追撃をクビ差凌ぎ優勝した。勝ちタイムは1分45秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気サダムパテックが入った。

　勝ったレッドデイヴィスはシンザン記念(GIII)で三冠馬オルフェーヴル、桜花賞馬マルセリーナを下し、続く毎日杯(GIII)で重賞連勝を達成。前走の京都新聞杯(GII)で10着に敗れたのち右第1指骨剥離骨折が判明し、約7か月ぶりの実戦を勝利で飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆レッドデイヴィス(セン3)
父：アグネスタキオン
母：ディクシージャズ
母父：トニービン
厩舎：栗東・音無秀孝
通算成績：9戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍：シンザン記念(GIII)、毎日杯(GIII)