2011年度
JRA賞の授賞式が23日、東京都内のホテルにて行われた。
牡馬クラシック3冠と
有馬記念(GI)を制し、
年度代表馬に輝いた
オルフェーヴル(栗東・
池江泰寿厩舎)の関係者コメントは以下の通り。
【
池添謙一騎手】
「最初は落とされたり、ヤンチャでしたが、牧場スタッフ、厩舎スタッフ、僕と、チームでひとつひとつ教えていったことが3冠につながったと思います。男馬のクラシックは獲ったことがなくて、一気に3つも、僕にないものをプレゼントしてくれました。この馬の騎手で、誇りに思います」
【
池江泰寿調教師】
「生まれて数週間で見に行きましたが、お兄さんの
ドリームジャーニーとは毛の色が違って、どのように育つのかなと思っていました。春は国内のレース、天皇賞春を最大の目標にして、その前に
ステップレースを使います。秋には
凱旋門賞を目指します」
【川合達彦調教助手】
「この馬の強さは心肺機能の高さにあると思います。調教で気をつけているのは、オルフェの邪魔にならないようにすることです。目標は凱旋門です」
【森澤光晴調教助手】
「気分屋で、マイペースで、手こずることが多いです。一戦一戦こちらが想像している以上のパフォーマンスを見せてくれています。一戦一戦仕上げることが仕事です」
【馬主・サンデーレーシング】
「一戦一戦強くなって、大変な馬になりました。池江調教師、池添騎手に感謝の気持ちでいっぱいです」
【生産者・社台コーポレーション白老ファーム】
「光るもの? 最初はそんな感じではなかったのに、ありがたいです。日本一の馬になってほしい。今年全兄弟が生まれるので、がんばってほしいです」