JRAは29日、2010年の阪神ジュべ
ナイルフィリーズ(GI)を優勝した
レーヴディソール(牝4、栗東・松田博資厩舎)が競走馬登録を抹消したと発表した。今後は繁殖牝馬になる予定だが、繋養先については未定。
同馬は
父アグネスタキオン、
母レーヴドスカー(
その父Highest Honor)という血統。半兄に09年
青葉賞(GII)を制した
アプレザンレーヴ(
父シンボリクリスエス)、半姉に07年阪神ジュべ
ナイルフィリーズ(GI)・2着の
レーヴダムール(
父ファルブラヴ)がいる。
10年9月11日のデビュー戦(札幌芝1500m)を勝利で飾ると、続く
デイリー杯2歳S(GII)、阪神ジュべ
ナイルフィリーズ(GI)も優勝し、同年の
JRA賞最優秀2歳牝馬に選出。
翌年の
チューリップ賞(GIII)も圧勝し、デビュー以来無傷の4連勝を飾ったが、
桜花賞の1週前追い切り後に右前脚の骨折が判明。同年の
エリザベス女王杯(GI)で復帰したものの11着に敗退。続く
愛知杯(GIII)でも4着に敗れると、右前脚ヒザ部分の剥離骨折が判明し2度目の休養に入っていた。通算成績6戦4勝(重賞3勝)。