10年に
デイリー杯2歳Sと阪神JFを制し、
最優秀2歳牝馬に輝いた
レーヴディソール(牝4歳、栗東・松田博資厩舎)が29日、引退を発表した。同日付で競走馬登録を抹消、今後は繁殖馬(けい養先は未定)となる。
デビューから無傷の4連勝を決めた昨年の
チューリップ賞のあと、
桜花賞への調整中に右前脚のトウ骨遠位端を骨折し、
エリザベス女王杯(11着)で復帰。右後肢の腫れで自重した今年の
京都金杯後に右前脚のヒザ部分の剥離骨折が判明して休養中だった。
松田博師は「仕方がない。よく走ってくれたけどな。走る馬に故障はつきものだから」とコメント。主戦を務めた福永は「非常に残念です。すごくいい馬でしたし、繁殖牝馬として丈夫な子どもを産んでほしい」と肩を落とした。通算6戦4勝(うち重賞3勝)、獲得賞金は1億5493万3000円。
提供:デイリースポーツ