京都記念で重賞2勝目を挙げた
トレイルブレイザー。その後はドバイ遠征を予定していたが、鼻出血のため回避した。今回は3カ月半ぶりの実戦となるが、1週前追い切りでは、栗東CWで6F84秒3-11秒7(一杯)をマーク。
トゥザグローリーを追走して並入。追い切りをしっかりと消化して態勢は整った。池江師は「ドバイ遠征を鼻出血で回避したけど、その後は牧場(鳥取県大山ヒルズ)で治してもらって、帰厩後は順調にきていますね。幾分、急仕上げな感じですが、やれば動く馬。もう1本しっかりやれば、臨戦態勢は整うと思っています」と指揮官は状態に不安がないことを強調した。
8カ月ぶりの
メトロポリタンSで2着に好走した
タッチミーノット。柴崎師は「前走は展開に恵まれなかった。競馬だから仕方がないけど」と残念そうに振り返る。1週前追い切りでは、美浦Dで5F69秒7-12秒1(強め)をマーク。しまいだけサッと伸ばす調整で反応良く伸びた。実戦を1度使って気配は良好だ。「レース後、少し疲れが出たけど、徐々に回復。その後は順調にきている。掛かる馬ではないから距離は問題ない。前走でジョッキーは手応えをつかんでくれたみたいだよ」と初の重賞タイトル獲得に期待を寄せていた。
提供:デイリースポーツ