スマートフォン版へ

宝塚記念・フェデラリスト&ネコパンチ1週前追い/美浦トレセンニュース

  • 2012年06月14日(木) 15時00分
 宝塚記念1週前追い切りについて、フェデラリスト(牡5・田中剛厩舎)と、ネコパンチ(牡6・星野忍厩舎)陣営に取材した。

フェデラリストを管理する田中剛調教師】
「前走(大阪杯・2着)後は、山元トレセンに放牧に出ましたが、牧場では宝塚記念を目標に調整してもらっていました。放牧先から帰厩後は、ここまで順調に来ています。今週は南ウッドチップコースで追い切りを行いましたが、前日降った雨で、馬場が悪かったために、蛯名騎手も無理をしなかったようで、あまり強めの追い切りにはなりませんでした。ただ。心肺機能の方もしっかりとできていますし、獣医のチェックでも、馬の状態はいいと言ってもらえました。来週は、もう少しビシッとやる予定にしています。また雨が降った場合は、芝コースで追い切ることも検討しています。

 前走は、直前輸送と道悪馬場も克服してくれましたし、2着ではありましたが、レース内容も良かったと思います。以前は、血が騒ぐのか、怖い面もありましたが、最近は落ち着きが出てきていますし、スイッチのON、OFFができるようになって、気性面でも成長を見せてくれています。昨年は札幌で2戦続けて4着になったりもしましたが、1戦ごとにレース振りも成長してきて、今では、元々持っていた高い能力を、しっかりと発揮できるまでになってきたのではないでしょうか。

 今回はこの馬にとって、初めてのGIレースになり、相手も強化されますが、ゲートもポンと出ますし、道中、折り合いもつき、追ってからの反応も良い馬ですので、どういうパフォーマンスができるか、楽しみですね。あとは、この馬の能力がしっかりと発揮できるように、レースまでどう調整していくかを考えたいと思っています」

ネコパンチを管理する星野忍調教師】
「追い切りに乗った江田照男騎手も、脚部不安で休んでいたわりには、息遣いが良かったと言っていました。コンスタントにレースを使っていましたし、ある意味、リフレッシュできて、いい休養になったのかもしれませんね。来週も江田騎手が乗って追い切りをして、本番に備えたいと思います。あとは、期待の大逃げで(笑)、どこまで頑張れるかですね」

【星野忍厩舎の小野大輔調教助手】
「以前は、コース入りする時にも、常歩ができなかったですが、今日は、ゆっくりと歩いて入っていくことができて、落ち着きが出てきました。精神面でも成長しているようですから、どんなレースをしてくれるか、楽しみですね」(取材:佐々木祥恵)

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す