ロードカナロアは栗東坂路で
ダッシャーゴーゴーと併せ馬。前を行く僚馬を追い掛けてスタートすると、残り3F過ぎから馬体を並べる形に。手綱を押さえたままの馬なりで頭差だけ先着し、4F51秒7-37秒8-12秒2をマークした。
またがった安田翔助手は満足げ。「馬の後ろに入れてもケンカせずに、闘志を内に秘めている感じ。馬場が重かったので体を起こす動作をしたけど、余力は十分にあった」。期待される上積みにも「前走は暑い時期が初めてだったから、それが影響していたのもある。まだ上があると思っているけど、十分に満足のいく仕上がり」と自信の表情を浮かべた。
安田師も「動きが本当に良かった。万全の態勢でGIに挑める」と納得顔。そして、「惜敗続きなので歯がゆいけどね。
高松宮記念は初めてのGIだったから3着でも仕方がない。中山でいい結果を出してほしい」とGIタイトル奪取に力を込めた。
ダッシャーゴーゴーは
ロードカナロアと栗東坂路で併せ馬。やや強めに追われて頭差だけ遅れたが、4F52秒5-38秒0-12秒2の好時計をマークした。「順調。手応えはかなわなかったけど、いい状態です」と安田師は満足げだ。
レースの週に併せ馬を行うのは初めてのこと。安田翔助手は「前走はジョッキーが“覇気がなかった。折り合い過ぎていた”と言っていたし、これでどれだけ気持ちが乗ってくるか。変わったことをしないと。馬が怒るぐらいの感じで。それがいい方に出てくれれば」と意図を説明する。
初の北海道遠征だった前走にも手応えを感じている。「狭くてコーナーのあるコースで手前を変えることを教えることができた。体を起こさないといけないから、起こすことでメリハリができる。すごく収穫があった」とさらに進化した姿に期待を込めた。
提供:デイリースポーツ