10月7日(日)にフランスのロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞は、4歳牝馬ソレミア(O.ペリエ騎手)がゴール前で
オルフェーヴルをとらえて優勝。勝ちタイムは2分37秒68。クビ差の2着には日本の
オルフェーヴルが、7馬身差の3着には
マスターストロークがそれぞれ入線。
レース後のコメント
2着
オルフェーヴル 池江泰寿調教師
「日本の三冠馬が世界の
トップレベルにあることは証明できたと思います。イギリスやフランスのダービー馬に大きく先着しているのですが、勝負事なので勝たなくてはなりません。後方で折り合いをつける事は、予定通りでした。早めに抜け出して目標にされた分、交わされてしまいました。携わる自分の技術がまだまだ世界レベルになかったということでしょうか。日本の調教師は、これからもどんどん技術向上に精進し、このレースを勝たなくてはならないと思います。明日から出直して、このレースに勝つために戻って来たいと思います」
C.スミヨン騎手のコメント
「今日は直線に向いてから追い出しての反応は良かったが、内にもたれてしまった。途中で右ムチに持ち替えたもののさらに内ラチに寄って行った。抜け出してから少しソラを使うような所があったかもしれない。ゴール直前でもう一度大きくよれてしまった。後から来ているのは分かっていたが残念だ。
凱旋門賞でこれだけやれた日本の馬はいなかった。良くやった。先頭に立ったときは勝ったと思った。最後の50mで差し返されて、本当に残念だ」
(
JRA発表による)
提供:ラジオNIKKEI