天皇賞・秋(GI・芝2000m)に出走予定のダークシャドウ(牡5・堀宣行厩舎)、ジャガーメイル(牡8・堀宣行厩舎厩舎)の追い切り後の陣営のコメント。(取材・写真:佐々木祥恵)
◆ダークシャドウについて、堀宣行調教師。
「去年の場合は、秋のGI路線に向かうのには、賞金の加算が必須でしたので、毎日王冠(GII・芝1800m・1着)から使いました。去年の経験から言いますと、毎日王冠の後に少し体調が落ちましたし、天皇賞・秋(2着)を使った後は、少し間隔をあけなければならない状況でした。それを踏まえて、今年は天皇賞に一番良い状態で出走できるようにと、札幌記念から天皇賞・秋というローテーションを選択しています。さらに今年はドバイの遠征帰りということで、遠征後の馬の体調の見極めに、慎重かつ時間をかける必要がありました。ですので、ぶっつけで直接、天皇賞・秋ということも選択肢に入れていました。そういった意味では...