12日、中山競馬場で行われた
京成杯AH(G3・芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の2番人気
マイネルモルゲン(牡4、美浦・
堀井雅広厩舎)が3角手前からハナを奪い、直線内を突いて伸びた5番人気
シャイニンルビーの追撃をクビ差凌ぎ切り快勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に中団から追い込んだ1番人気
マイネルソロモンが入った。
勝った
マイネルモルゲンは、父Mt.Livermore、
母モーニングタイド(
その父Seeking the Gold)という血統の持ち込み馬。従兄に95年
京都新聞杯(G2)など重賞3勝の
ナリタキングオー(牡12、
父Wild Again)がいる。
マイネルモルゲンは、今年4月のダービー卿CT(G3)を7番人気で制し重賞初制覇。続く
安田記念(G1)は7着に敗れ休養に入っていた。通算成績は23戦6勝(うち重賞2勝)。
鞍上の後藤浩輝騎手、管理する
堀井雅広調教師ともに、同レースは初制覇。後藤浩輝騎手は
JRA重賞通算24勝目。
堀井雅広調教師は
JRA重賞通算8勝目。なお、後藤浩輝騎手と
堀井雅広調教師のコンビは、先週の
新潟2歳S(G3)を
マイネルレコルト(牡2)で制しており、2週連続重賞制覇を達成。後藤浩輝騎手は自身3度目の2週連続重賞制覇となった。